Zabbixを構築して社内システムを監視しよう ③死活監視設定の追加

ソフトウェア

Zabbixを構築して社内システムを監視しよう
①環境の構築~仮想マシンのインストール
②Zabbixのインストール
③死活監視設定の追加 ← 本ページ
④死活監視機器の追加
⑤アラート設定の追加


本稿では一般的な死活監視(機器が起動し、IPアドレスを用いた通信の応答があるか)と、
死活監視において異常がみられる場合にアラートを挙げる方法を記載します。
大きく分けて以下の3点の手順をご紹介します。

  1. 死活監視が出来るようにZabbixの設定を追加 ← 本ページ
  2. 死活監視を行う対象の機器を追加
  3. アラートを挙げる設定を追加

■死活監視が出来るようにZabbixの設定を追加

  1. 「設定」→「ホストグループ」→「ホストグループの作成」の順にクリックします。
  2. 任意のグループ名を設定し、「追加」をクリックします。
    下図は「Default」というグループ名として設定した例
  3. 「設定」→「テンプレート」→「テンプレートの作成」の順にクリックします。
  4. 任意のテンプレート名を設定し、グループに先ほど作成したグループ名(例:Default)を指定します。
    最後に「追加」をクリックします。
  5. 「設定」→「テンプレート」→先ほど作成したテンプレート名(例:Ping)の順にクリックします。
  6. 「アイテム」→「アイテムの作成」の順にクリックします。
  7. 下図の通り設定し、「追加」をクリックします。
    >名前:任意(例:Ping)
    >タイプ:シンプルチェック
    >キー:icmpping[,5,10000,68,5000] ←コピペしてください。
    >データ型:数値(整数)
    >監視間隔:3m
    >その他の項目は初期値のままでOK
  8. 「トリガー」→「トリガーの作成」の順にクリックします。
  9. 下図の通り設定し、「追加」をクリックします。
    >名前:任意(例:Ping response error)
    >深刻度:致命的な障害
    >条件式:last(/Ping/icmpping[,5,10000,68,5000])=0 ←コピペしてください。
    >その他の項目は初期値のままでOK
  10. 以上で「死活監視が出来るようにZabbixの設定を追加」は完了です。

■死活監視を行う対象機器を追加


■アラートを挙げる設定を追加


Zabbixを構築して社内システムを監視しよう
①環境の構築~仮想マシンのインストール
②Zabbixのインストール
③死活監視設定の追加 ← 本ページ
④死活監視機器の追加
⑤アラート設定の追加

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